販促講座Vol.24


客数は多いのに利益が上がらない!その悩み"お店のブランディング力"が原因かも....
ブランディング"という言葉を聞いたことはありますか?もし聞いた事が無いという方はブランディングの必要性を知り意識することで利益率がアップするかもしれません。
今回ご紹介するブランディングはお店がお客様と長くお付き合いしていく上でとても大切な考え方です。 なぜならお店のブランディングが上手くいかないと価格競争に巻き込まれどんどん利益を圧迫していくからです。
今回はネイルサロン含め全てのお店に必要な「ブランディング」についてご紹介したいと思います。
ブランディングって何?

そもそもブランディングとは何でしょうか?まとめているサイトからいくつか抜粋します。
1)ブランディングとは
ブランディング(英: branding)とは、顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。 ブランドとして認知されていないものをブランドへと育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し活性・維持管理していくこと。 またその手法。
(参照)Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/ブランディング
2)ブランディングとは
「共通のイメージをユーザーに持たせる手法の総称」です。名前、ロゴ、コピー、ポジショニングや製品デザインなどはすべて、あるブランドに対して共通のイメージを持たせる手法=ブランディングのひとつです。
(参照)LISKUL:
http://liskul.com/branding11-2393
3)ブランディングとは
ブランディングとは、ある商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させ、市場でのポジショニングを築くマーケティング戦略のことを言います。
(参照)わかること!:
http://wakarukoto.com/?p=16213
なんとなくブランディングについてイメージできたところで、架空のネイルサロンを例にブランディングを考えてみます。
Aネイルサロン
<特徴>
・お店の場所は兵庫県芦屋市(高級住宅街で有名な場所)
・お店の内装は落ち着いたトーンの調度品で揃っている
・スタッフは20年以上のベテランスタッフが2名在中
・メイン顧客は近隣の裕福なミセス層
・ネイルデザインは落ち着いたシックなデザインが得意
・ハンドマッサージが上手
このAネイルサロンの場合は、裕福なミセス層をターゲットにしておりハイクラスな施術を行っています。シックなネイルデザインと高い接客力、好評のハンドマッサージをより強化することで、芦屋にいるミセス層が「癒されたい」「年齢に合ったデザインをしたい」と思った時にAネイルサロンが頭に浮かぶようになればブランディングは成功と言えるでしょう。
ブランディングをする3つのメリット
お店の特徴をお客様にイメージしてもらう(ブランディングができる)とお店にとってどんな良い事があるのでしょうか?ブランディングをする3つのメリットを紹介します。

1.広告費の削減につながり利益率アップ
広告とはお店の見込み客に広くお店を知ってもらうために使う費用のこと。お店のブランディング化が進めばあえて広告を打たなくても、クチコミや紹介で新規のお客様が来店につながり広告費を削減できます。広告費を削減すると、その削減した金額は利益になり別の用途で使用できるので、お店の新メニュー開発や新商品導入、スタッフのお給料といったことに使うことができます。
2.価格競争からの脱却
ブランディングが出来ていない(他社との差別化要因が無い)お店が、お客様に競合他社ではなく自店を選んでもらうにはどうしたら良いでしょうか?お店の特色やサービスで差別化が出来ていないとなると、価格でその差を出すしかなくなりますよね。 そのためブランディングが出来ていないと価格競争に巻き込まれてしまい、お客様数は多く来店するが利益が少ない状態になり、いつも忙しいがスタッフへの給料に還元できないお店になってしまいます。
3.スタッフのやる気アップ
ブランディングされているサロンはお客様に安心感や信頼感を与えるのと同時に、スタッフにも同じを思いを与えます。
このお店で働けるのが嬉しい!誇りに思う!と感じればスタッフは自然にもっと頑張ろうと思いますよね。やる気が出れば仕事熱心になり、お店が好循環で回ります。またスタッフが活き活き働く職場は新規雇用にも良い影響を与えます。
自店のブランディングを簡単チェック
1.お店に来店して欲しいお客様はどんな人ですか?

例えば、20代前半で新しいネイルデザインをしたいけれど料金はなるべく抑えたいお客様なのか、40代以上のお客様でシンプル・上品なデザイン希望で料金は少し高くてもOKなのか。どちらのお客様をターゲットにするかによってお店のどの強みを引き出すかが変わってきます。また近隣に競合店があるのか、もし既に競合店がある場合は自店とその競合店との違いは何なのかを整理することも大切です。比較することにより、競合店との違いが自店の強みになり、お店の「売り」が明確化されます。また思っていたターゲット層が実は少し違った等新しい発見がある場合もあります。
2.お客様にお店をどう思って欲しいのか
来店したお客様にお店のことをどう思って(どうイメージして)欲しいですか?お客様にお店は何を提供できるのか、自店の強みって一体なんだろう?と把握し、そこからどう思って欲しいかを整理します。 例えばスタッフのコミュニケーション力が高くどんなお客様とも仲良くなれるスタッフが多い場合は、それも強みですよね。高い施術力だがカジュアルに通えるお店。お客様にネイルを身近に感じてもらえ、会話で癒しも提供する価値をこのお店は持っているということになります。
3.お店のコンセプトとサロンツールの雰囲気は一致していますか?

来店して欲しいターゲット層のお客様にお店をこう思って欲しいというイメージが整理できたら、そのイメージがサロンツールを通してお客様に正確に伝わっているかチェックしましょう。 例えば、シックな大人デザインを提供するネイルサロンなのに、蛍光ピンクを基調にしたお店の内装やロゴ、メンバーズカードだとお客様にお店のコンセプトは伝わらないですよね。お店の内装、お客様とつながるSNS、お店のホームページといったお店から発信する全ての内容をコンセプトと照らし合わせて統一して発信する事が大切です。"
まとめ
今回はお店のブランディングの大切さをお伝えしました。ポイントをまとめます。
・ブランディングとは、お店のイメージをお客様に正確に伝えイメージしてもらうこと。
・ブランディングをする3つのメリット
1. 広告費の削減につながり利益率アップ
2. 価格競争からの脱却
3. スタッフのやる気アップ
・ブランディングのチェックする時のポイントは3つ
1. お店のターゲットを決める
2. お客様にお店をどう思って欲しいのか
3. お店のコンセプトをビジュアルに落とし込む
お店のブランディングがしっかり出来ると価格競争に陥らず、お店の安定的な利益確保につながっていきます。また何よりお店の想いをお客様にきちんと伝えることができるのでサロンにとっても、お客様にとっても認識相違が起きず来店したお客様が「思っていたイメージと違う」と失客することも少なくなります。「ブランディングについて考えてこなかった」「最近価格を下げないとお客様が来ない」とお悩みのサロン様は再度お店のコンセプトとは?お客様に何が提供できるのか?といったブランディングを意識する時期かもしれません。
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