Nakasone nipper
2002年、Nakasoneキューティクルニッパーの出現は、日本人ネイリストのニッパーに対する価値観を変えてしまいました。
海外製の安価なものが主流で、あるものを使うしかなかった時代、
日本人の繊細で高い技術に合った道具が必要であるとの思いからNakasoneキューティクルニッパーは開発されました。
良質な鋼材を使い、職人の手仕上げで作られた高品質なキューティクルニッパーが普及し始めたのはこの頃からです。
それ以来、プロ用キューティクルニッパーといえばNakasone。
いずれの商品も世界に誇る新潟県燕三条の工場で製造、トップネイリストが厳しい検品を行ない品質管理も徹底しています。

NAKASONE
キューティクルニッパー
シルバー

NAKASONE
キューティクルニッパー
ジュニア 4.5mm

NAKASONE
キューティクルニッパー
ゴールド

NAKASONE
キューティクルニッパー
Nakasone Special【名入れ有】

NAKASONE
キューティクルニッパー
Forged-1(フォージドワン)
Nakasone Nipperご紹介動画
製造元・マルト長谷川工作所の工場見学へ
キューティクルニッパーの材料について
ニッパーはステンレス合金鋼であり、刃物に適した合金を使用。スプーンやフォークとは異なる。
ステンレスは、鉄(Fe)を主成分とし、クロム(Cr)、炭素(C)等で構成される。(他にニッケル、モリブテツ、バナジウム)
440C ステンレスの中でカーボン量が一番多い
410C 普通のカーボン
420 J2 3 倍の硬さ
クロムは含有量が多いと錆びにくい。
10.5%以上のクロムが入っていないとステンレスとはいえない。
※ 混ぜ合わせるだけではなく、焼き入れ等いろいろな工程をたどることにより合金鋼となる
ステンレスは錆びにくい素材であるが、炭素が入っているため錆びる原因となる。
炭素を入れると鉄は錆びやすくなるが、合金鋼を硬くするために必要である。
※キューティクルニッパーは消毒後の水分を十分ふき取ってから保管すること
鋳造は溶けた鉄を型(鋳型)に流し込み冷やす。
型から取り出し形を整えて磨き、最後に刃付けを行う。
鍛造は熱くなった鉄をハンマー等で叩き金属を鍛えながら作る。
叩くことにより、鍛えた材料は分子構造が均一化され、刃物であれば切れ味が持続、長持ちする。
高い:貴重な原料や良質な材質は高価である。
カーボン量が多い合金は硬いので、ニッパーの刃先が長持ちする。
しかし、その分刃先を削る時間がかかり、薄く鋭く仕上げるには職人の熟練した技術が必要となる。(人件費がかかる)
安い:製造過程の時間がかからない、細工しやすい柔らかい合金を使用し大量 生産すれば価格を安くすることができる。
高い安いの違いは、扱う材料の質や製造過程の手間のかけ方による。
安いニッパーは切れないことはないが、高価なニッパーと比較すれば素材の質等の違いで「切れ味」が持続しないといえる。
高価なニッパーは熟練した職人が手間をかけ薄く鋭く仕上げるため、「切れ味」 が持続し、高い次元で切れ味がよいと表現することができる。