皆さんは、自分自身の「自分らしさ」について知っていますか?
就活につきものなのが「自己分析」ですよね。
あなたの強みは?とか、他の人と違うところは?とか、面接でもエントリーシートや履歴書でも聞かれることが多くあります。
きっとそれは、「右に倣え」そして「学力重視」の時代から「個性を大事にする」時代へ移り変わりつつあるからでしょう。
TATのクレド(信条)の一節にも「個性を尊重し、自分らしく輝き…」というフレーズがあります。
自分自身の個性はもちろん、他のスタッフの個性も、お客様や取引先様の個性も、とても大切にしています。
●「個性を大切に」と言われて浮かぶ悩み
「個性を大切に」それは素晴らしいことですが、そう言われても…と悩んでしまう人はいませんか?
例えば、自分には特徴がない、凡庸な人間だ…個性といわれても何もない…
自分らしさって何?と感じたり。
特徴的だったり、大げさに言えば突飛だったりすることが、個性や「らしさ」だと思われがちです。
でも、人と変わっている特別なことだけが個性じゃないと思うんです。
というか同じ人なんていないから、もし自分らしさがない、個性がないと感じる人がいるならそれは自分らしさに気づいていないだけです。
じゃあ個性って何でしょう?「自分らしさ」ってどうやって見つけるのでしょう?と考えていきましょう。
と、その前に
●どうして個性を活かせ、らしさを活かせと言われるの?
社会にでたときのことをベースに考えると企業にも人と同じく「らしさ」があるから、「らしさ」がマッチしないとお互い苦しくなってしまうからです。
(「らしさ」が同じでないとだめ、というのではなく、あくまでも相性の問題だと思いますが。)
つまり、らしさを活かせないフィールドにいると、無理が生じて苦しくなり成果を出すこともできません。
以前のコラム「伸びると感じた学生」の中で、“他の企業で伸びる学生とTATで伸びる学生は違う”という記事を書きましたが、まさにそれと同じです。
例えば、どの企業でも成長することが求められるのは同じだと思いますが「競争し一人で戦っていくことで自分を磨いていく」という自分らしさを持っている人がTATに入社すると、とても苦しいと思います。
TATでは競争よりも協調を重んじ、切磋琢磨して仲間とともに磨かれていくことが求められるからです。
自分らしさを発揮できるフィールドが、あなたが活躍できる場所なんです。
だから、自分らしさを知っていた方が輝ける可能性が高いと思いますよ。
●では自分らしさの見つけ方…
今や個性を活かすことを考える時代です。世の中には様々な自己分析ツールがあります。
そういったツールを使ってみるのも一つの手です。
以下のサイトでは好きなこと、得意なこと、大事にしていることの3つに分解して考えるという大変面白い記事があります。
八木仁平公式サイト 〜世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方〜
ぜひ参照してみてください。
このように世の中に様々あるツールを使う事だけでなく、周りの人との対話で「らしさ」を見つける方法もあります。
たくさんの人に出会ってたくさん話を聞くことで、自分と似ている人、似ていない人、大事にしていることが似ている人、心地よい人、心地よくない人、心地よくないけどどこか惹かれる人…
出会いの中で産まれる対話に自分の心の声に耳を澄ませてみましょう。
自分らしさは一朝一夕では見つける事はできないし、ずっと同じというものでもありません。
自身が成長していく限り「自分らしさ」は変わっていくものです。
一度見つけた自分らしさも、見失ってしまった時も周りの人に聞いてみてもよいかもしれません。
必ずしも自分のことを自分が一番知っているわけではありませんので。
自分に自信がない方は映画、グレテストショウマンのthis is meという曲をぜひ聞いてみてください。
どう思われても、これが私。自分の人生を自分で舵を切って前に進んでいく、という歌です。
歌詞の意味をかみしめながら聞いてみてください。
自分らしさはその人が素直にいられる状態、自分でいられる感覚があることなんだと思います。
今会社選びをしている人も既に働いている人も、いつも自分らしさを見つめながら歩んで行くのが大切なのかもしれません。