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ラブネイルコラム

ラブネイルコラム

甘皮処理の必須アイテム、キューティクルニッパー。 ハンドケア、アクリル、ジェル…どのメニューのプレパレーションでも欠かすことのできない重要なツールですよね。

でも、いざキューティクルニッパーを購入しようと思うと、どれを選んだらいいの?と迷われる方も多いと思います。 ひとくちにキューティクルニッパーといっても、刃先やボディのサイズ・形状・素材・加工方法など、実に多種多様のニッパーが発売されていますよね。

「どうして用途は同じなのにこんなに種類があるの?」
「一番使いやすいニッパーはどれ?」

ニッパーを初めて購入される方は、まず迷われることだと思います。
そこで今回は刃物のスペシャリスト、株式会社「内海」の方にご協力いただき、ニッパーに関するコラムをご用意しました。 一問一答形式にまとめてみましたので、気になる疑問の答えを探してみてくださいね。


■自分にあったニッパーの適切な選び方は?


予算との兼ね合いもあると思いますが、やはり握ったときの感触が一番の決め手になるかと思います。手の大きさや個人の好みで握りやすさや使いやすいと感じる部分が変わってくると思います。
つまり、ニッパー選びはお客様の手との相性なんですね。できれば、実際に商品を手に取って握った感触を確かめてから購入するのが一番いいと思います。参考に周りの方のニッパーを触らせてもらうのもいいかもしれません。
しかしなかなか実際にニッパーを試す機会がないという方は、これからご紹介するニッパーの特長をひとつの参考にしてみてください。

■ニッパーの構造上の違いなどは、それぞれ使用感にどのように影響するの?


スペースキャスト●刃先の長さ: 一度に多くを切りたい場合、刃先は長いほうが切れる範囲が広いため一気に切ることが出来ると思います。また、長いほうが刃先をネイルウォールにまっすぐに当てられるので、ガイドになって分かりやすいというネイリストのご意見も。
ただ、刃先が長いとコーナーが回りにくく小回りがきかない、ということもあり、長い刃を細かい部分に使用できるかどうかは使用される方の技術によって変わってくるでしょう。

●刃の厚み:刃が薄いほうが、ネイルウォールの細かい部分まで刃を入れ込むことができ、上級者にとっては作業性が上がり甘皮をしっかり除去できるのでよいでしょう。一方、初心者は逆に刃が奥まで入りすぎてしまう危険があるので、刃が厚めのほうが安全ともいえます。

●支点の位置
:支点が刃に近いほど、てこの原理により切る際の力は強くなります。ただしそのことによりニッパーの形状が決まってくるため、全体のデザインとして使用感が変わってくることもあります。

●シングルスプリング(バネ1本)とダブルスプリング(バネ2本):開閉に違いがあり、

ダブルは人によっては開閉感が重く感じる場合があります。また、シングルは1本で支えているため、ダブルに比べ金属疲労やスプリングとハンドルの接触部分に偏摩耗が起こる場合があります。

●表面加工:加工の違いによって感じる部分はおそらく持ちやすさでしょう。表面の手触りや、滑りやすい滑りにくいの感じ方も、使用される方の好みによって変わってくると思います。
また、「内海 キューティクルニッパーC203」のような鏡面加工(ミラー仕上げ)は表面の凹凸がほぼ無くなるため、水分が付着しにくくなりサビに強い加工といえますし、「内海 キューティクルニッパーIX.I.A(イクシア)『B』」のようなB(ブラック)タイプは、ボディー全体が黒なので、カットしたルースキューティクルが見えやすくなっています。

●重さ:重量があるほうが刃物にとっては力が強くなるため切れ味はよくなると考えられます。ただし手に持ったときの安定感や日々の作業に重いものを使うことによって疲労感も違ってくるので、使用する方の感覚によってバランスのよいニッパーを選んでいただくのがいいでしょう。


■初心者におすすめのアイテムは?

初めてニッパーを手にする初心者の方は比較の対象が無いのでどれを選べばいいか難しいですね。ただ左記にも述べたように、刃先が長いと小回りがききにくくなり細かい部分の作業に技術が必要になりますし、刃が薄いと初心者にとっては刃が奥まで入りすぎて危険ということも考えられます。また、刃を薄く仕上げるには高い技術と手間が必要になりニッパーの価格も高くなりますので、初心者であれば「内海 キューティクルニッパーC103」などがリーズナブルで、ニッパーに慣れるにはちょうどよいかもしれません。経験とともに、徐々に自分の手と技術レベルに合ったものへランクアップしていくとよいでしょう。

 

■ニッパーによって価格にかなりの違いがあるのはなぜ?
製造方法、材料や加工工程の手間における違いが、価格差の大きな理由となります。
表面に特殊加工を施しているニッパーや刃先の薄いニッパーはそれだけ手間と技術を要していますから、価格は高くなります。また一度に製造できる量などは製造方法によっても変わってくるのでそこにも価格差が生まれてきます。
たとえば、内海のイクシアシリーズは鍛造されたこだわりのステンレス鋼材を使用し、全ての製造工程を国内で行なっています。刃先の仕上げや形状など、同メーカーのニッパーの中でもこだわりのハイスペックニッパーであり、ここに価格設定の理由があるのです。

 

■これだけの種類があっても、個別の刃の切れ味にそれほど違いがあるとは思えないのですが、同メーカーの中でもこんなにいろんなタイプのニッパーを作っているのはなぜ?
種類が多いことはお客様のご要望に幅広く対応できると考えています。形状や表面の加工によってニッパー自体のデザインに幅が出てくるため使用される方が好きなデザインにより近いものを選んでいただけるのではないでしょうか。またご予算面でも選択肢が広がると考えています。
また素材や加工によって「切れ」は大きく変わらないと感じるかも知れませんが、「切れ味」となるとやはり作業性の善し悪しが大きく関わってくると思われます。刃先が薄く仕上がっている場合、技術者の手により、より深いところまでカットすることが出来るので、結果「切れ味が良い」と感じるケースが多いでしょう。


スペースキャスト■ニッパーを長く使用するための正しいメンテナンス方法は?


ニッパーの多くはステンレス合金鋼で出来ていますがステンレス合金鋼は「錆びない」わけではなく「錆びにくい」素材です。なるべく永く使用するためにはサビから守ることも重要です。
作業後に付着したほこり、ファイルカス、また特に水分などをしっかり拭き取り、支点部分にオイルを数的垂らしておきます。刃の部分に薄くオイルを塗っておくこともよいでしょう。湿気の多い場所での保管は極力避けてください。また刃先保護のためにキャップなどをつけ保管することをおすすめします。



■刃研ぎに出すタイミングとニッパーを新調するタイミングは?


刃研ぎに出すタイミングは、甘皮を切るときにひっぱる感じになってしまったら研ぎに出したほうがよいでしょう。
新調するタイミングはご使用される方次第です。
刃研ぎが出来る回数はニッパーの状態によりますが、刃研ぎは刃を削り落としますので刃の部分はだんだんと短くなったり薄くなったりします。刃研ぎを行うことによって、刃の切れは新品時に近い状態にすることが可能ですが、刃が短くなることなどから新品時と比べ感覚的な違いを感じることはあると思います。特に刃のダメージが大きい場合はどうしても一回の研ぎで削り落とす部分が多くなる事がありますので、その違和感は大きくなるかもしれません。
使用しているニッパーを新品の状態に戻すことは不可能なので、修理をしても使用しているときに違和感を感じるようであれば買い替え時と思ってもいいのかもしれません。



いかがですか?普段みなさんが疑問にされていることの答えはあったでしょうか?
今後のニッパー選びのご参考にしていただければ幸いです。

※上記回答は、内海の方のお話を参考にTAT独自で作成したものです。あくまでご参考としてご覧くださいませ。

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